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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 非婚シングルマザーと婚外子の一生―真のシングルマザーの自立とは何かを考える― |
内容 | 日本のシングルマザーとその子どもの生活状況についてその現状と問題点を考え、フランスとの比較を行うことで、彼女たちへの国の支援の在り方の問題点を浮き彫りにしている。さらに、非婚であることから母親とその子どもが被る不利益さに特に注目をしている。非婚のシングルマザーが日本で数少ない理由として離婚や死別とは異なる差別、偏見が存在し、「生き辛い」社会であることが挙げられる。日本の婚外子は法律上、戸籍上において明らかな差別を受けている。婚姻の有無や父親の有無が今の社会では貧困や差別の要因となっているのだ。こういった状況を社会がしっかりと理解し、シングルマザーとその子どもたちの生活実態を見直していく必要がある。そして、シングルマザーが本当に自立できる社会へと支援を強化していくべきであると考える。 |
講評 | シングルマザーとりわけ非婚シングルマザーに焦点をあて,フランスにおける状況を参照し,インタビューをも加えた論文である.就労,保育,教育,社会保障の各分野を詳細に検討し,文字数がおよそ6万字に達し,質・量ともに卒論の域を超える文字通りの「大作」である.文章も美しく論理の流れが自然である. |
キーワード1 | 育児 |
キーワード2 | 貧困 |
キーワード3 | 社会保障 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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