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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 里親制度について―子どもにとっての最善の利益とは― |
内容 | 現在日本の多くの児童関連施設が大舎制の形態を取っており、集団生活を余儀なくされている。しかし自身の経験から、施設の子どもたちと接する中で、どれだけ職員の方が献身的に子どもを育てても、やはり子ども自身は個別の対応に飢えているという点が印象的であった。また、子どもにとって一定の大人と愛着関係を形成することは非常に重要なことであるが、施設で取り組まれている現行の体制では、それは困難であると考えている。 そこで本稿では、里親制度について着目したい。実際に里親をされておられる方のインタビューを通して、施設養育と家庭養育とを比較し、家庭養育には子どもにとってどのような影響があり、どのような効果があるのかということを探る。そこで家庭養育の重要性を明らかにしていきたい。そして最終的には、「子どもにとって最善の利益」とは何なのか、ということへと導きたい。 |
講評 | 実習での「子どもの入所数が常時定員数の限界まで」達していることへの危惧が出発点となっている.近年里親への委託率が飛躍的に伸びている韓国の事例を検討していることが議論のベンチマークを提供し,またインタビューをしていることで具体的考察が可能となっている. |
キーワード1 | 要保護児童 |
キーワード2 | 愛着関係 |
キーワード3 | 子どもにとっての最善の利益 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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