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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 日比格差婚とフィリピン人の母親の子育て問題―インフォーマルなサポートと多文化ソーシャルワーク― |
内容 | フィリピン人女性が日本人男性と結婚・出産し、日本で子育てをするケースが増えている。このケースにおいて、夫婦間に格差が生じる問題、母親が公的な子育て支援サービスにアクセスしづらいという問題、また言語・文化的なギャップから母親が家庭内で孤立する問題に注目する。筆者はこれらの問題は根本的に、日本人のフィリピン人の母親に対する無関心にあると考えている。そこで、この論文の最終的な目的は、フィリピン人の母親の子育て問題を明らかにし、この問題の日本における認知度を上げる事である。その手段として、まず夫婦間の格差問題について調べた上で、フィリピン人の母親へのインタビュー調査を行う。その結果、必要な支援としてインフォーマルなサポートと多文化ソーシャルワークの概念の普及を提案する。 |
講評 | ユニークなテーマではあるが,その問題意識はサークルでの活動から生まれてきたものであり,その意味で4年間の「集大成」とも言うべき論文である.2つの仮説を立てその検証に努めている点も評価される.「多文化ソーシャルワーク」という概念に注目したのも興味深く,2つの提案も具体的である. |
キーワード1 | 日比格差婚 |
キーワード2 | インフォーマルなサポート |
キーワード3 | 多文化ソーシャルワーク |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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