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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2021 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 地域包括ケアシステムの構築におけるICTの可能性~医療・介護現場でのICT活用の推進~ |
内容 | 日本では、少子高齢化に伴い高齢者人口が急速に増加しており、団塊の世代が75歳以上になる2025年には3,935万人に達すると予測されている(内閣府「令和3年版高齢社会白書」)。この影響を受け、介護や医療の需要の上昇が見込まれる中、住まい・医療・介護・予防・生活支援を一体的に提供する地域包括ケアシステム構築の推進が重要となる。しかし、医療・介護の現場では担い手不足や連携の困難さ等が課題となっている。 本論文では、近年注目を集めているICTを用いて、地域包括ケアシステム構築の推進を図ることを目的に、介護・医療現場におけるICT導入の現状と課題について明らかにした。さらに、実際現場で使われているICT機器の事例を取り上げ、ICT導入による効果や、導入に必要な支援の在り方、今後の動向について考察した。 |
講評 | 自身の地域包括支援センターでの実習経験から、現場職員の間接業務の負担を目撃し、ICT利用を通して業務の効率化とサービスの質の向上が期待できるのではないかという問題意識をもった。介護・医療現場でのICT導入の現状と課題を整理し、先行研究や厚生労働省の資料を通して得た事例を丁寧に紹介し、今後のICT活用導入に向けて何が必要なのかについて考察した。デンマークのATATの活用が興味深い。その解説の掘り下げ、またマイナンバーカードとの連携の問題点についてさらに考察を深めることを期待する。 |
キーワード1 | ICT |
キーワード2 | 医療 |
キーワード3 | 介護 |
キーワード4 | 多職種連携 |
キーワード5 | 地域包括ケアシステム |
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