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学科 社会福祉学科
年度 2021
ゼミ名 Martha MENSENDIEK
タイトル 高齢者のICT利活用教育による情報格差解消に向けて
内容  高齢化社会の中で、第4次産業革命の影響はもう一つの問題を引き起こす。高齢化社会になった時点で高齢者は少数派ではなく、社会の相当な部分を占めている。コロナウイルスによる非対面社会への急速な発展によって、子どもから高齢者まで以前は使っていなかった技術を日常生活で自然に使うことになった。このようにこれからの社会には新しくて革新的な技術が登場することにより、高齢者には情報格差による問題が発生すると考える。日常生活の中で目撃した高齢者の困難を通じて、高齢者教育の必要性と高齢者の情報格差による問題とそれを解決するための対策について調べた。本論文では、高齢者がICT技術を使いこなすためにはどのような支援が必要なのかについて考える。
講評 高齢化社会が直面する様々な課題に対してICTの活用の促進に着目した。社会でICT利用が広がる中、高齢者がますます社会から取り残されていくことに問題意識を持ち、高齢者向けのICT教育と生涯学習の必要性を訴えた。日本の取り組みと、ICTの活用が進んでいる韓国の取り組みの紹介は興味深い。その中で注目できるベストプラクティス、あるいは、社会福祉の視点で注目できる対策の検証をさらに掘り下げて欲しい。また、ICT活用をしながらも、活用しきれない人へのフォローや、顔の見える社会を失わない地域の取り組みの必要性を感じた。
キーワード1 高齢者
キーワード2 ICT
キーワード3 教育
キーワード4 情報格差
キーワード5  
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