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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2021 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | コロナ禍における学生支援 |
内容 | 2020年(令和二年)に世界を襲ったコロナ禍は社会の広い範囲に影響を与えた。とりわけ、教育現場にも学校への立ち入りの禁止や課外活動の禁止など大きな影響が見られた。コロナ禍以前から大学生や大学には様々な生活に関する問題が起きていたが、コロナ禍はそれらを浮き彫りにしたといえるだろう。 本稿では、まずコロナ禍が学校に与えた直接的な影響を振り返り、次いで大学生が以前から抱えていた生活に関する問題について確認し、加えて学校がそれらの問題に対して具体的にどのような施策を講じたかを論じたい。まず第1章では「コロナ禍」と呼ばれる状況について概説し、ついで第2章ではコロナ禍以前から大学生が抱えていた問題とコロナ禍によって生じた問題を確認する。第3章では学校や行政によって行われた学生に対する支援について確認する。第4章では今後の「Withコロナ・Afterコロナ」社会を見据えたうえで、学生にどのような支援を行っていくのが望ましいのかを考察する。 |
講評 | コロナ禍における大学生が抱えた困難とそれに対する支援に着目したまさにタイムリーなテーマを取り上げた。先行研究を入念に調べ、経済的、社会的、そして精神的な困難について整理した。これらの困難はコロナ禍以前から存在していた問題であることにも触れ、コロナを通して浮き彫りになった問題を改善する必要性を強く感じさせられた。自身も大学生活の半分をコロナ禍で過ごしたこともあり、リアリティを感じさせる内容で説得力のある考察で、社会福祉学科の学びの集大成を仕上げた。 |
キーワード1 | 新型コロナウイルス |
キーワード2 | 大学生 |
キーワード3 | 経済的困窮 |
キーワード4 | 社会的孤立 |
キーワード5 | デジタル化 |
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