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学科 社会福祉学科
年度 2009
ゼミ名 埋橋 孝文
タイトル 「公立病院改革プラン」に関する考察― その現状と課題 ―
内容 本論文は日本全国における病院の歴史的な進展及び現状を踏まえて、公立病院改革を着目した。特に2007年に総務省が作成した「公立病院改革ガイドライン」に則して、まず、全国各自治体が策定した「公立病院改革プラン」の内容を検証した。
「公立病院改革プラン」の内容は、①経営効率化を徹底する。②再編・ネットワーク化する。③経営形態を見直す。各自治体はその3つの視点に立った「改革プラン」を策定のうえ、総合的に取り組むことと要求されている。
そしてその改革プランが実施される際に、現れたあるいは現れうる課題について意見を述べた。また、筆者の考えとして、公立病院が民間病院と違い、地域医療においてきわめて重要な役割を担っているという点を強調したいのである。
講評 公立病院改革プランの実例(高知医療センターのPFI経営方式,山形県立・酒田市立病院,京都市立病院・京都市立京北病院)をも検討している点が評価される.また,実際に病院関係者への(留学生には敷居の高い)インタビューをおこなっている点も問題の所在を掴むのに貢献している.大学院進学が決まっており,研究のさらなる進展を期待できる.
キーワード1 地域医療
キーワード2 公立病院改革
キーワード3 病院再編
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