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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2021 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 公的制度とNPO法人の活動からみる生活困窮者支援のありかたについて |
内容 | 本論文は、公的制度とNPO法人が行っている支援事業を参考に、日本における生活困窮者支援の現状を把握した上で、今後の生活困窮者支援のあり方を考察したものである。現在、日本にはいくつかの公的制度が存在しているが、包括的な困窮者支援体制の構築を目指すには未だ改善の余地があり、支援者や研究者達の間で議論がなされている。そんな中、NPO法人等の支援団体は、現状の公的制度だけでは十分に行うことが難しい柔軟な支援を積極的に行っている。今後の生活困窮者支援に必要な要素を考察するにあたって、両者を研究することは不可欠といえる。考察にあたっては、近年、対人援助の手法として注目されている「伴走型支援」を参考に、金銭や住宅等の物理的な支援だけでなく、人間関係の構築や居場所づくりといった支援を含め、長期的につながり続ける支援のあり方を理想とし、支援の段階ごとに必要である要素、そして一連の支援を通して必要である要素をまとめている。 |
講評 | 卒論では、生活困窮者支援について、特にNPO等民間の先駆的な取組みに着目して論じました。困難な状況にある人に思いを寄せることができる、感性が伝わってくるよい論文でした。ゼミでもいつもムードメーカーになってくれて、とても感謝しています。その感性を活かして、福祉現場をリードする人材になってくれることを期待しています。 |
キーワード1 | 生活困窮者支援 |
キーワード2 | 社会保障 |
キーワード3 | 生活保護 |
キーワード4 | NPO 法人 |
キーワード5 | 伴走型支援 |
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