詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2021 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 福祉的観点からみる多頭飼育問題~多機関協働とアウトリーチによる包括的な支援~ |
内容 | 近年、犬や猫をはじめとする動物を同時にたくさん飼うこと(多頭飼育)により、飼育を続けられなくなる「多頭飼育問題」が社会的関心を集めている。多頭飼育問題は、動物・飼い主・近隣住民に対して深刻な悪影響を及ぼしかねない問題であると同時に、飼い主本人が抱える様々な困難によって生じる、福祉的な問題でもある。本論文では、多頭飼育問題に対し、飼い主の心情や背景にも寄り添った、福祉的観点からの支援・サポート体制を検討するために、文献研究とインタビュー調査を行った。その結果、多機関での分野を横断した連携体制の強化や、ソーシャルワークの視点を活かした積極的なアウトリーチが必要であることが明らかになった。 |
講評 | 卒論では、多頭飼い飼育崩壊について取り上げ、人も動物も幸せになるためにどのような多機関の協働が必要なのかを論じました。人や世帯の課題は、バラバラに切り取って支援してもうまくいきません。論文で明らかになったアウトリーチや多機関協働の必要性は、これから取り組む現場でも重要なことだと思います。社会福祉の視点を持って活動されることを期待しています。 |
キーワード1 | 多頭飼育 |
キーワード2 | 貧困 |
キーワード3 | 孤立 |
キーワード4 | 高齢者 |
キーワード5 | |
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