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学科 社会福祉学科
年度 2021
ゼミ名 永田 祐
タイトル 知的障害者に対するグループホーム支援の今後について~施設中心支援から現在への変遷とそこからの考察~
内容 本論文は、「現在のグループホームの課題の明確化とその解決方法の提示」を目的に、現在の課題を明確にするためにこれまでの知的障害者福祉の歴史や1970年以前の入所施設の問題からの変化を考察し、それをもとに解決策を提示している。施設中心期と現在の問題における違いは、その目的が「地域生活の達成」か「地域生活の充実」かの違いであり、現在の問題は後者の地域との深い関わりや地域生活の多様化を目指した問題であることが分かった。また、共通の問題として親離れと重度障害者の受け入れが進んでいないことがあげられた。これらをもとに、現在のグループホームはより多くの地域生活者を生み出すと共に、その生活の中で地域との深いつながりづくりを目指すべきであるという方向性を示し、地域生活の理想を考察した後に、その解決策として一人暮らし等を目指した自立移行型サービスの構築や充実したバックアップ制度などを述べている。
講評 卒論では、実習から一貫して考えてきた、障害者福祉、特に地域移行やグループホームのあり方について論じました。論文で論じたように、知的障害のある人の地域生活の選択肢を増やし、障害があってもその人らしく暮らせるように、滋賀県の(ひいては全国の)障害者福祉をリードする人材となって活躍されることを期待しています。
キーワード1 知的障害者
キーワード2 地域生活
キーワード3 グループホーム
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