| 詳細 | |
|---|---|
| 学科 | 社会福祉学科 |
| 年度 | 2021 |
| ゼミ名 | 永田 祐 |
| タイトル | ポピュレーションアプローチの中で展開されるアウトリーチ～安心して子育てできる地域づくりに向けて～ |
| 内容 | 子育ての現状として、適切な支援を受けることが出来ず、孤育てや周産期うつにより自殺や児童虐待に発展してしまうことが課題として挙げられる。本稿では、子育ての課題が生命の危機に直結しやすい、周産期～就学前の子を持つ子育て世帯に対象を絞って「地域で暮らす、全ての子育て世帯に必要な支援を届ける仕組みづくり」の実現に向けての考察を行った。方法として、支援対象をリスクの高い人に限定しないポピュレーションアプローチを用いたアウトリーチ支援に着目した。実際の支援例として、NPOホームスタート・ジャパン、NPOブックスタート、名張版ネウボラの3つを取り上げ、各事業の内容や特色について触れ、共通点を考察した。全国的に支援を普及するにあたり「参加のハードルを下げる」「雑談の時間の確保」「多職種・多機関連携」の3つが必要な要素であり、今後の課題として「IT技術の取り入れ」と「他分野との連携」が挙げられるという結論に至った。 |
| 講評 | 卒論では、地域での子育て支援について、ポピュレーションアプローチの視点から論じました。子育て支援に限らず、これからの福祉は、論文で取り上げたような柔軟なアプローチや発想が必要だと思います。社会福祉学科で学んだことを活かして活躍されること、また何らかの形で福祉にかかわってくださることを期待しています。 |
| キーワード１ | 地域 |
| キーワード２ | 子育て支援 |
| キーワード３ | アウトリーチ |
| キーワード４ | ポピュレーションアプローチ |
| キーワード５ | |
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