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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2021 |
ゼミ名 | 郭 芳 |
タイトル | これからの公民館のあり方についての考察~公民館の役割と現状えお踏まえた先進事例を通じて~ |
内容 | 都市化や近代化を経た日本社会では、伝統的コミュニティが力を失って久しいが、現在では、より良い社会の実現を目指して新たなコミュニティ形成をしようとする多様な動きが見られる。地域防災やコミュニティ・ソーシャルワークの展開はその一端である。こうした動きに対して、戦後日本の復興・成長を支えた公民館は大きな影響を及ぼしうると考えられるが、今日では未だに公民館の目覚ましい活躍はなされていない現状にある。 本研究では斜陽ともいうべき公民館のこれまでの役割や「あるべき像」の歴史を振り返り、公民館の問題点を、公民館自身が抱える要因と公民館以外の環境的要因の2つの方向から考察した。また、これらの要因に対して機敏に対応し、公民館独自の活動を展開している先進事例を元に、これからの公民館の変化の方向性を実践と地域性を伴った生涯に渡る学習支援施設であると結論付けた。 |
講評 | 本論文は公民館のこれまでの役割や「あるべき像」の歴史を整理し、公民館の問題点を、公民館自身が抱える要因と公民館以外の環境的要因から、とても丁寧な考察がなされている。また、事例検討をもとに導き出した結論、「これからの公民館の変化の方向性を実践と地域性を伴った生涯に渡る学習支援施設である」ことを、根拠を示しつつ自分なりに考え述べているところが評価される。 |
キーワード1 | 公民館 |
キーワード2 | 社会教育 |
キーワード3 | コミュニティ形成 |
キーワード4 | 「茶の間」的空間 |
キーワード5 | |
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