詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2021 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 誰もが生きやすい社会を構築するために~LGBTの現状とメディアの在り方~ |
内容 | LGBTなどのマイノリティに限らず、「誰もが生きやすい社会」について考える。LGBTが「タブー」のように扱われていた過去から社会は変革し、日本でもパートナーシップ制度が認められる地域が増えるなど当事者に対する風向きは少しずつ良いものに変わってきたかのように思われる。しかしそんな現在も当事者の自殺率や精神疾患保有率は依然として高いままであり、生活の様々な場面で苦悩を抱え、不当な扱いを受け続けている。社会風土が変わった今も苦しい現状が不変である理由は、長年にわたってメディアが加速させ強化してきた男女性役割分業の考えが社会に根付いているからであると筆者は考えている。そのため本稿ではメディアが植え付けてきた性役割に関する考えを理解した上で、ステレオタイプなメディアから脱する方法について考察する。 |
講評 | 本論文では、LGBTをめぐる今日的状況を踏まえつつ、誰もが生きやすい社会の実現に向けての考察が展開される。そのために社会状況の背景にあるメディアのあり方に焦点を当てている。徹底して当事者に寄り添う筆者の姿勢や主張に、読者は勇気づけられる。 |
キーワード1 | LGBT |
キーワード2 | 性役割分業主義 |
キーワード3 | メディア |
キーワード4 | カミングアウト |
キーワード5 | マイノリティ |
戻 る |