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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2021 |
ゼミ名 | 小山 隆 |
タイトル | アメリカ西部劇にみる差別?ポリティカル・コレクトネスの視点を踏まえて? |
内容 | マイノリティ(この論文では主に女性や黒人や先住民を示す)がアメリカ映画(西部劇)の中でどのように描かれているかを分析している。分析する際にポリティカル・コレクトネスというアメリカで起こったマイノリティへの差別是正の動きを軸として分析している。そのため、映画分析に加え、ポリティカル・コレクトネスについての言及や、ポリティカル・コレクトネスに関係があるアメリカの歴史についても論文内で扱っている。また、論文中で扱うことができた西部劇は4作品しかない。そのため、筆者の西部劇からの分析が不十分だった箇所に関しては、別の文献によるアメリカ映画の分析を参考に補足している。実際に西部劇を見て得た情報と他の文献による分析等の全ての情報を踏まえた上でポリティカル・コレクトネスによってマイノリティの描かれ方がどのように変化したかについてを最終的な研究結果としている。 |
講評 | 黒人や女性等マイノリティがアメリカ西部劇の中でどのように扱われてきたかをPCの視点から論じたものである。 アメリカのPC論議が出てきた経緯やその意義を紹介したうえで、1950-60年代の作品と2000年代以降の作品それぞれ二作品ずつを比較している。そして女性が人質となる受け身な存在から銃を持って敵と戦う存在へ、先住民が奇声を発しながら暴力をふるう悪役としての存在から主人公へとその立ち位置を変えていることを明らかにしている。 |
キーワード1 | 西部劇 |
キーワード2 | ポリティカル・コレクトネス |
キーワード3 | マイノリティ |
キーワード4 | アメリカ |
キーワード5 | 差別 |
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