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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2021 |
ゼミ名 | 廣野 俊輔 |
タイトル | 高齢ドライバーによる交通事故の減少と高齢者の豊かな暮らし |
内容 | この論文では、高齢ドライバーの交通事故問題に注目し、高齢者が快適に暮らしつつ、高齢ドライバーによる交通事故を減らすためにどのような取り組みが行われているか、これからどのような取り組みを行うべきかを考えた。すると、高齢者がなぜ運転し続けるのかを調べる中で、高齢者が周囲の人が考えるよりも自身の運転に自信があることが分かった一方で、運転をしたい高齢者よりも運転をしなければ生活が難しいと感じる高齢者が多いことが分かった。そのため、免許返納後の生活への支援について事例を踏まえながら考えた。買い物弱者に対する支援では、特に収益面での課題が多く、支援や規制のあり方を再構築する必要があることが分かった。また、免許を返納しにくい環境であるにも関わらず、高い返納率を誇る鳥取県に注目し、鳥取県が行う支援について調べた。その中で、「県民、市民の誰にでも分かりやすい公示」「幅広く行き渡り、返納後の生活を想像できる支援」が支援の特徴であることが分かった。 |
講評 | 2年前に着任したわたくしにとって,これが初めての卒論の総括になります。2020年4月,久しぶりに母校に戻った私は,初めてゼミのメンバー(当時は3年生)と対面しました。対面したといってもコロナ禍のためにZOOMによるオンライン講義でした。メンバーは多様で,社会福祉士の受験資格を取得する人もそうでなく福祉分野以外での就職を目指す学生さんもいました。それはともかくとして全員必ず出さないといけないのが,卒業論文です。18月にゼミ独自の締め切りを設けました。進捗にばらつきこそありましたが,より進んでいる学生が,そう学生を手伝うといった光景も見られ,最終的になんとか提出できました。特徴としては,人権課題に焦点を当てたものや国際色に富んだ論文,地域問題にかかわるものといったように,いろいろな意味で同志社大学らしい論文が揃いました。内容をよくすることももちろん重要ですが、長い文章を書きあげたという達成感は,きっとこれからの自信になると思います。? |
キーワード1 | 高齢者 |
キーワード2 | 自動車 |
キーワード3 | 交通事故 |
キーワード4 | 免許返納 |
キーワード5 | |
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