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学科 メディア学科
年度 2021
ゼミ名 河崎 吉紀
タイトル 子ども向けアニメから見る女性像の変化-プリキュアシリーズから見る女性像の変遷‐
内容 この論文は、現代を代表する女児向けテレビアニメシリーズを視聴分析し、そこに見られる女性像の変遷を研究したものである。
ジェンダー意識を育む幼年期をターゲット層としているテレビアニメには、その時代の日本社会で理想とされる女性像が表れていると考え、その中でも2004年に放送が開始してから現在まで18年間シリーズが続いているテレビ朝日系列のプリキュアシリーズを視聴し、登場するキャラクターのセリフや性格、外見等の特徴から女性像の変遷について研究した。
調査方法は、これまでのプリキュアシリーズ17作品のうちそれぞれのプリキュアメンバーが登場した回を視聴し、人称詞、性格、髪の色、衣装の色、所属している部活動等のまとめ、比較である。結果としてはテレビアニメ内に登場するキャラクターの女性像に大きな変化は見られなかったが、シリーズが進むにつれてプリキュアキャラクターが増えたことから、従来はひとりのキャラクターが担っていた役割や性格を複数人で担うこととなり、性格やイメージカラー、年齢などのその他の特徴も多様になってきたと考えられる。
講評 個人的な興味や関心を普遍性をもつ研究テーマに改め、先行研究を整理し、調査によって発見または検証が行われたことを評価する。
キーワード1 女児向けアニメ
キーワード2 女性像
キーワード3 ジェンダー
キーワード4 プリキュアシリーズ
キーワード5 テレビ・アニメ
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