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学科 | メディア学科 |
年度 | 2021 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | K-POPの日本で受け入れられていく過程について |
内容 | 現在、日本では韓国の文化が数多く消費されている。特に韓国文化が日本で受け入れられるようになった過程とともに若者世代からの支持を受けるようになった要因について分析した。その結果、日本に向けた「現地化戦略」によりアイドル自身が日本語を学び、日本語で曲を歌うという教育を行っていることがわかった。さらに、SNSの発展により若者へのアプローチが可能になっていった。このSNSの発展がK-POPアイドルたちの海外進出のハードルを大きく下げるきっかけになった。しかし、ただ情報を拡散するだけでは意味がない。情報を即座に消費する若者世代にとって芸能事務所が発信する情報を消費するだけではなく、ファン同士が繋がることでK-POPアイドルたちを応援する活動を行っていった。そして現在のK-POPアイドルはトレンドを発信する存在となっている。アイドルを通し、彼らが使用しているもの、イメージキャラクターを務めるものなどによりメイク、ファッションと多様な文化を消費できるようになった。「韓国風メイク」、「韓国風ファッション」などそれぞれの好みの韓国文化を取捨選択できる環境が整っていった。多様性を認めていく社会が形成されていく中で一つの選択肢として日本の中に根付いていった。 |
講評 | 2021年度は、マンガ、ゲーム、映画、キャラクター産業など、多様なテーマの卒論が執筆され提出された。それぞれ取り組む学生の思い入れのあるテーマであり、問題意識も高かったと思う。毎年締切り前に完成して提出する学生がいるが、今年は例年になく多く、ほぼ半数にのぼった。内容面でもしっかりと分析し執筆している者が多く、指導教員としても勉強になった。コロナの流行状況のなか、何かと不便なことが多かったが、きちんと全員提出に至ったことは、大変に嬉しい。 |
キーワード1 | 現地化戦略 |
キーワード2 | SNSの発達 |
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