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学科 | メディア学科 |
年度 | 2021 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | 美女と野獣から見る時代の変化 |
内容 | 美女と野獣といえばどういう話かと聞かれると、1991年に公開されたディズニーアニメーションの美女と野獣のストーリーやキャラクターを思い出す人が多いだろう。しかしそれは飽くまで当時のディズニーによって再構築された美女と野獣であり、18世紀にヴィルヌーヴ夫人、ボーモン夫人によって描かれた原作の美女と野獣と比べてみると、登場人物のキャラクター性や話の展開が大きく異なっている事が分かる。また、2016年にディズニーから公開された実写版にも同じディズニー制作であるにも関わらずアニメ版と異なった箇所が多く見られる。 全て「美女と野獣」であるにも関わらず、こうした違いは何故生まれるのだろうか。本稿ではこうした違いが生まれる原因は作品が制作された当時の時代背景が大きく影響していると仮定し、それぞれの作品を比較することで各作品が生まれた時代の人々の物の見方、すなわち時代相の変化を捉え、検証する。 |
講評 | 2021年度は、マンガ、ゲーム、映画、キャラクター産業など、多様なテーマの卒論が執筆され提出された。それぞれ取り組む学生の思い入れのあるテーマであり、問題意識も高かったと思う。毎年締切り前に完成して提出する学生がいるが、今年は例年になく多く、ほぼ半数にのぼった。内容面でもしっかりと分析し執筆している者が多く、指導教員としても勉強になった。コロナの流行状況のなか、何かと不便なことが多かったが、きちんと全員提出に至ったことは、大変に嬉しい。 |
キーワード1 | 美女と野獣 |
キーワード2 | フェミニズム |
キーワード3 | LGBT |
キーワード4 | 時代相 |
キーワード5 | ディズニー |
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