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学科 社会福祉学科
年度 2009
ゼミ名 空閑 浩人
タイトル 高齢期における生きがいとしての就労――現状と課題、支援のあり方を探る――
内容  本稿は、高齢者の生きがいの1つとして挙げられる就労に焦点をあて、その現状と課題を見出し、今後の支援のあるべき姿を考えるものである。企業側の視点ではなく、高齢者側の就労に対する意識や目的について重きを置いて考えていく。まず、高齢者は余暇をどう過ごしているのかを探る。そして、生きがいとは何なのか、現役時代と高齢期の生きがいに関する違いを考える。生きがいは人それぞれであるが、その中でも就労を選択するのはなぜか考察する。経済的な面で就労する他には、何を求めて就労を選択するのか。生きがいや社会参加としての就労を探求する。次に、そういった高齢者に対して社会のあり方はどうか、定年後はどういった仕事に就くのかを探る。そして実際に定年後も働く高齢者にインタビューをし、就労に何を求めて何が得られたか等、高齢者側からみた『就労』を、現役時代と定年後の2つを比較して考察する。最後にこれらを踏まえて、現在の高齢者の就労支援に関する問題点や改善点を挙げる。そして、これからの高齢者就労にはどのようなことが求められるかを考えてまとめる。
講評 人口の高齢化が進む今日の課題として、高齢者の就労に関する課題を、その生き甲斐としての観点から論じている。高齢者の就労の実態を踏まえつつ、当事者へのインタビューも交えながら、高齢者の就労を可能にする支援や環境について提言している。
キーワード1 高齢者就労
キーワード2 生きがい
キーワード3 社会参加
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