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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 発達障害者の生きづらさとは――当事者の声から、周囲のあり方を考える―― |
内容 | 「発達障害」という言葉は最近になってよく用いられるようになったものである。平成16年に発達障害者支援法が制定されるまで、障害者福祉の法制度の対象になっていなかったこの障害は、社会的な認識もほとんどなかった。そのため発見や対応が遅れ、当事者たちは大変な困難を抱えてきた。さらに見た目には分かりづらい障害であるため、まだまだ一般的な認知度は低く、現在も理解されにくさに苦しむ当事者や家族はたくさん存在するだろう。本論文ではそのような当事者の声に焦点を当て、日常のなかで何が生きづらいのかを追求していきたい。そして、発達障害者がスムーズに社会参加していくための身近なサポートを考察する。まず第1章では、発達障害とはどういう障害なのかについて理解を深める。医学的な細かな分類より、具体的な特徴を挙げていきたい。次に第2章では、当事者の感じる困難や苦労を取り上げ、年代別にまとめる。そして第3章では、2章で取り上げた当事者の生きづらさをもとに、当事者にとって本当に必要なかかわり方とは何かを考察していく。 |
講評 | 発達障害者をめぐる現状に焦点を当てて、当事者が体験する生きづらさについて論じている。また、周囲から理解されにくい発達障害者の社会参加に必要な支援も含めて、当事者の声や思いを踏まえての考察は説得力に富む内容となっている。 |
キーワード1 | 発達障害 |
キーワード2 | 当事者の声 |
キーワード3 | サポート |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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