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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 貧困母子家庭の現状と専門職による支援の課題 |
内容 | 本論文では、貧困世帯のなかでも特に深刻な母子家庭の家庭状況に焦点を当てて考察を行っていきたい。貧困を背景に起こる子どもの社会問題も多く発生し、家庭崩壊による子どもの成長を遮るもの、子どもたちの生きづらさについて述べていきたい。また、世代的再生産される貧困家族の現状、またそれをどうくいとめていくのか、早急に働きかけていくことが必要とされる。筆者は、子どもの貧困を考える上で家族全体をケアしていくソーシャルワークの視点が必要だと考える。児童自立支援施設での実習や、NPOの関わりの体験を踏まえて、母子家庭の母親の社会的排除の視点や母親の声も踏まえ、子どもの奪われた権利を取り戻すために子どもへの福祉政策、ソーシャルワークはどう介入していくのかを述べていきたいと思う。 |
講評 | 母子家庭の貧困問題に焦点を当てて、その現状および支援の課題について論じたものである。貧困がもたらす子どもへの影響も踏まえつつ、貧困からの脱却のために専門職によるソーシャルワークのあり方についての考察は、示唆に富む内容である。 |
キーワード1 | 貧困母子家庭 |
キーワード2 | 虐待 |
キーワード3 | 貧困の世代的再生産 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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