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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2021 |
ゼミ名 | 越水 雄二 |
タイトル | モンテッソーリ教育の可能性 |
内容 | 本論文の目的は、モンテッソーリ教育と呼ばれる幼児教育システムが人生にどのような影響を与え、人間形成にどのように関わっていくかについて明らかにしていく。モンテッソーリ教育に関わる文献を検討し、日本の教育システムである「管理型教育」や幼稚園・小学校に入学するための「お受験」に関する事件などを参考にし、モンテッソーリ教育の可能性について述べていく。モンテッソーリ教育は幼児教育を基本とするものである。しかし、その考え方は、モンテッソーリが持つ?涯教育の観点から捉えることで幼児期だけでなく、小・中・高の児童生徒や大学生にも当てはめることができるという考察に至った。なぜならば「精神的に自由である」という状態が人間の自主性やバイタリティを促進するのではないだろうかと考えられると私の人生の経験からも考えられるからだ。 |
講評 | 3年次(2020年度)に「教育文化学演習Ⅰ」「同Ⅱ」の第4クラス、すなわち、「西洋教育文化ゼミ」で学んだ14名は、4年次(2021年度)に12名が卒業論文、2名が卒業研究を提出しました。3年次も4年次も春学期の全体と秋学期末の1月には、コロナウィルス感染防止のためにゼミをオンライン式(Zoomミーティング)に変更せざるをえず、教員側から振り返れば、従来の形態での卒論・卒研指導は必ずしも満足には行えませんでした。 しかし、全員が、自分で設定したテーマについて史資料を探し集め、それらを読み解いて検討を進め、考察した内容を分かりやすく伝える構成を工夫しながら卒業論文(2万字)または卒業研究(13万字)にまとめ上げられたことは、とても良かったと私は思います。それには個人による努力はもちろんですが、卒論の場合、ゼミで研究の中間報告とそれに基づく質疑応答や意見交換を重ねていたことも役立ったとすれば、ゼミの主宰者として幸いです。 |
キーワード1 | モンテッソーリ教育 |
キーワード2 | 生涯教育 |
キーワード3 | 「精神的に自由である」 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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