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学科 教育文化学科
年度 2021
ゼミ名 兒島 明
タイトル コロナ禍における一人暮らしの大学生の生活の変化とその精神的影響について
内容  本論文は、一人暮らしの大学生の生活が新型コロナウイルスによってどのように変化したのか、またその変化によりどのような精神的影響を受けたのか明らかにすることを目的とし、そのために、筆者の知り合いである一人暮らしの4回生に聞き取り調査を行った。この調査によって、一人暮らしの大学生はサークル活動や外出が制限されたことでストレスを感じたこと、またその変化により1日の過ごし方や人間関係、コミュニケーションの方法が大きく変化したことが分かった。また、制限に対するストレスはありつつもコロナ禍の生活を楽しめた人と、コロナ禍の生活が楽しめなかった代わりにその経験から気付きを得ることが出来、現在の生活を楽しめている人の主に2 種類のグループに分けられることが分かった。
講評  コロナ禍がもたらした学生生活の変化及びその精神的影響は逼迫の解明を要する課題である。本研究は、とくに影響を受けたと思われる一人暮らしの学生を対象にインタビュー調査を実施し、その解明を試みたものである。得られたデータは貴重なものである一方で、分析に十分な時間がかけられなかったため、得られた知見がやや平板なものになってしまった。ただ、生活が変化しただけでなく、その変化をどのように受けとめたかについて異なったパターンが見出されたことは一つの成果であろう。
キーワード1 新型コロナウイルス
キーワード2 コロナ禍
キーワード3 緊急事態宣言
キーワード4 オンライン授業
キーワード5  
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