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学科 | 社会学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | PM理論に基づくスポーツ集団のリーダーシップ ー同志社大学体育会陸上競技部を対象にしてー |
内容 | 部活動には、必ずリーダーが存在する。リーダーは部活動の集団に限らず、私たちが生活する上で期待される態度や行動がある。また、同じリーダーの指導であっても、各部員が捉えるリーダーシップが同じとは限らない。本論文では、同志社大学体育会陸上競技部を対象にし、PM理論を用いた調査を行った。PM理論を用いて、リーダーの行動の特徴や短所、長所を明確にし、リーダーのリーダーシップと所属部員が受け止めるリーダーシップを比較しながら、どのようなコミュニケーションや、指導をすれば理想的なリーダー像に近づけるか分析した。先行研究では、男子はP機能を求め、女子はM機能を求めるという研究結果であったが、同志社大学体育会陸上競技部にはその傾向はあまり見られなかった。それは、やはり、競技志向の強い体育会の部活動のため、男女共通して、P機能を求める傾向が高くなると考えた。また、同志社大学体育会陸上競技部のリーダーは全員男子ということもあり、共通して女子とのコミュニケーション不足が改善点として挙げられた。 |
講評 | 陸上部には4つのパートがあり、各パートリーダーにインタビューを行い、部員から各リーダーへの評価をおこなわせ、その落差も分析するという、4年間部活に打ち込んだ筆者だから可能になった論文だと感心した。また各パートにおけるジェンダー差も分析されていて興味深い。その上で、個人競技中心の陸上部と他の球技などの団体競技とではリーダーシップは異なるのではないかとさらに関心を掻き立てられた。 |
キーワード1 | リーダーシップ |
キーワード2 | PM理論 |
キーワード3 | リーダー |
キーワード4 | |
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