詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 黒木 保博 |
タイトル | 出生前診断はどうあるべきか――出生前診断を行った人に対する援助の視点から―― |
内容 | 筆者は,以前友人と話し合う中で,もし自分の生まれてくる子どもが障害をもっているとわかったら産むことができるだろうかと考えたことがあった.そして,差別する意図がないにせよ,障害をもつ子どもの出産は不安であり,できれば健康な子どもを産みたいということ,そして,障害をもつ子どもの出産には援助が必要なのではないかと考えた.このような問題意識から,本論文では出生前診断のあり方やあるべき援助について考察した.ⅠとⅡでは,出生前診断を概観し,その意義と問題点について論じ,各国の優生思想と出生前診断の歴史についてまとめた.Ⅲでは,出生前診断に関わる中絶と倫理的な問題について論じた.Ⅳでは,リプロダクティブ・ヘルス/ライツとインフォームド・コンセントの重要性を取り上げた.Ⅴでは,出生前診断における支援のあり方を考察し,その結果医療スタッフだけでは行いきれないケアを,社会福祉の視点から行うことの可能性について述べた. |
講評 | |
キーワード1 | 出生前診断 |
キーワード2 | 女性 |
キーワード3 | 援助 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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