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学科 | 社会学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 尾嶋 史章 |
タイトル | 児童養護施設の子どもたちについてー将来の選択肢からー |
内容 | さまざまな状況で両親のいる家庭から離れて同じような境遇を持つ子どもたちと暮らす場所を児童養護施設という。ここに住む子どもたちは、いわゆる「普通」の家庭で育った子どもたちとは異なり、さまざまな問題を抱えている。実際私自身が大学生になってからボランティア活動に携わったことで、子どもたちには「普通」とは違うと感じることもあった。 児童養護施設に入所する要因としては家庭の経済的状況の悪化、両親の職業の不安定さや虐待が挙げられる。一見全ての要素において親の責任であるという捉え方もできるが、家庭環境をめぐる要因の根底にあるものは貧困であるということが言える。 子どもたちはそのような家庭環境からどのように脱却していくのか、また脱却していくのに必要な要素は何なのか、また子どもたちが中学生、高校生と学年があがるにつれてどのような進路の選択肢を行なっているのかにも注目をした。 |
講評 | 児童養護施設の状況は、先行研究をうまくまとめて記述されており、施設が公的な側面を持ちながらも私的な生活の場にはなりきれない状況がよくわかる記述であった。後半のデータ分析の部分は、データの特徴も含めてもう少し丁寧に記述できれば、内容がよくわかり、新たな発見がある論文になったと考える。 |
キーワード1 | 児童養護施設 |
キーワード2 | 貧困 |
キーワード3 | 学校教育 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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