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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 小山 隆 |
タイトル | 障害をもつ子どもを抱える家族支援――よりよい家族関係を築くために―― |
内容 | 障害をもつ子どもを育てることは、障害をもたない子どもを育てる場合よりも、様々な配慮や工夫が必要となり、就学、雇用、親亡き後などの問題も多く存在している。家族は、その中で悩み、苦しみ、葛藤、ストレスが大きな負担となっている。また、「何をするかわからない」という周囲の理解のなさで、その障害をもつ子どもだけではなく、親までの行動が制限されてしまう。そうした中で抱え込み、わが子を殺してしまうほど追いつめられた親たちの苦しみ、生きることへの困難さが存在する。子どもにとって一番身近で、最善のものを選択してくれるはずの親であっても全ての選択や行いが当事者である子どもにとって最善のものであるとは限らないのである。そして、家族の子に対しての想いが自立を妨げることもある。親と子それぞれがよりよい関係を築くためにはどのような支援が必要であるのかを考えていきたい。 |
講評 | 今年は高齢関連が6本、障害児・者関連合わせて5本とテーマ的には多くなりました。 分野的には高齢・障害関連以外に、児童、生活保護、精神保健、高齢と広範囲にわたり、内容は虐待、アダルトチルドレンといった援助を必要とする問題を扱った論文からレクリエーション、余暇支援といったレベルまで広範囲にわたりました。 今回の特徴は、福祉課題を抱える本人だけでなく、その人たちを支える家族等関係者をサポートすることに問題意識をもった研究が増えてきた点にあるような気がします。 |
キーワード1 | 家族支援 |
キーワード2 | 自立 |
キーワード3 | 社会資源 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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