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学科 | 社会学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 鯵坂 学 |
タイトル | 都心回帰現象と地域コミュニティ――京都市中京区竹間学区を事例に―― |
内容 | 10年ほど前から、都心の人口が減少から増加に転じる都心回帰現象がおこっている。私が19年間住んでいる京都市中京区でも、地域の小学校の生徒数が1.5倍になるなど、都心回帰現象がおこっており、私自身おまつりなどの参加者が増えたことなどから体感しており、都心回帰現象によって地域コミュニティはどう影響をうけているか関心をもった。第1章では、都心回帰現象と都市の地域コミュニティ、京都の地域コミュニティについて述べ、第2章では、データから京都市中京区について考え、第3章、第4章では地元の竹間学区を対象にして、データ分析、自治連合会長さんへのインタビュー調査、23の町内会会長へのアンケート調査をおこなった結果を考察した。このようなことをふまえて、都市の地域コミュニティの現状や課題、これからを考えている。 |
講評 | 今年の卒業論文は、例年になく地域社会関連のテーマに取り組んだ人が多い年度でした。そのなかで、国内外で苦労してアンケート調査やフールドワークを行った人がいました。そのために、かなりオリジナリティが高く、学術的にも価値のある論文が幾つかありました。その一方で、3分の2がコピペで、あとはなんとか説明をつけるだけ、という論文も少しありました。アドバイスですが、①先行研究の文献がないテーマは、選ばない方がよい。②サーベイやフィールドワークは、夏休みに行えるように、7月中に事前の準備をしておくことです。③量的調査をする人は、調査実習などで、ちゃんと集計の技法を身に付けておいてください。 |
キーワード1 | 都心回帰現象 |
キーワード2 | 京都市中京区 |
キーワード3 | 都市の地域コミュニティ |
キーワード4 | 新住民と旧住民 |
キーワード5 | マンション住民 |
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