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学科 社会福祉学科
年度 2009
ゼミ名 永田 祐
タイトル 学校ソーシャルワーカーの可能性――障害児教育に対するアプローチ――
内容  子どもの教育には多くの人が関わる。子ども本人とその親はもちろんのこと、同じ場所で過ごす他の子ども、教師、地域、すべての歯車が噛み合ってこそ、教育は成り立つ。その複雑な社会関係を成り立たせるにいたって、障がいの有無により、やはり困難の度合いに差があるのではないかと感じる。社会的ハンディを背負った子どもたちは、<学校>という1つの社会的フィールドに立つにあたって様々な問題に直面することとなるが、それらの多くは、子ども本人のみを対象にしているだけでは解決しないケースが多い。子どもが多くの時間を過ごす学校において、子どもの抱える問題を、社会的に解決する専門的知識を有したパートナー的存在が必要なのではないか、それこそが学校ソーシャルワーカーではないかと考える。本論文では、障害児教育に対する学校ソーシャルワーカーのアプローチ方法について、考察を展開する。いつの時代にも、子どものパートナー的存在として、学校ソーシャルワーカーの可能性が見出せることを期待する。
講評 社会福祉士現場実習での障がいのある子どもたちとの出会いとそこでの気づきを大切に、それを卒業論文でも発展させて、こうした子どもたちに対するソーシャルワークに必要な支援の視点を論じることができた。体育会ラクロス部と両立しながら、社会福祉士実習、就職活動、卒業論文を成し遂げるのは、随分と苦労したと思う。持ち前の力強さ、たくましさを失わず、活躍してくれることを祈っている。
キーワード1 特別支援教育
キーワード2 連携
キーワード3 3つのレベル(マクロ・メゾ・マイクロ)
キーワード4  
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