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学科 | メディア学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 伊藤 高史 |
タイトル | 江國香織作品が内包する二面性について |
内容 | 江國香織は数々の受賞歴や作品の映像化という経歴を持つ日本の人気女性作家である。彼女の作品は一般性のある事象がテーマに据えられていることが多いが、内容に関しては多くの場合観念的で現実世界からかけ離れており、この大きな乖離から二面性を孕んでいると言える。また作品に対する評価を取り上げても、「癒しのモードを装いながら、その深層にはこっそりと深い闇をかかえている」という菅聡子の主張からわかるように、世間的な評価と内面に大きく隔たりが生じている。本稿ではこれらの二面性に着目して、江國作品『きらきらひかる』を詳しく分析し、その人気の理由についても考察した。 |
講評 | 結論にあたる最後の章が「終論」という,おそらくは通常の日本語とは言えないタイトルがついておりますが,その部分がたった7行で終わっていることが,この卒論の難点を象徴しています。大学での4年間の学びの成果が現れた卒論とは言い難いと思いますが,なんとか完成できたのはよかったです。 |
キーワード1 | 二面性 |
キーワード2 | 基本的な恋愛 |
キーワード3 | 脛の傷 |
キーワード4 | 水 |
キーワード5 | 社会規範からの逸脱 |
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