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学科 | メディア学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 河崎 吉紀 |
タイトル | 多様化するメディアとラップ・ミュージックの関係 ラップ・ミュージックの歴史に関する一考察 |
内容 | 本論は音楽の1ジャンルとして存在するヒップ ホップ、ラップ・ミュージックとメディアとの関係について述べたものである。特に日本におけるヒップホップ、ラップ・ミュージック文化の浸透を、多様化するメディアにおける位置、また大衆の中でどのように受容されているのかについて考察した。研究成果として、日本においてヒップホップ、ラップ・ミュージックは「輸入された時期等によるロックとの差」や日本独自の「お笑い文化」などの理由により、テレビメディアの中で後追いの位置に立たされてきたことにより浸透してこなかったことが分かった。また2010年代後半以降になり、メディアの多様化が進行していく中で、テレビからインターネットへと大衆の関心が分散し、同時期にラップ・ミュージックの地位が向上したことが分かった。ラップ・ミュージックの受容はメディアと密接な関係があり、今後の動向はメディアの多様化の動向によって決まる。その流行はメディアの多様化をはかる1つの指標であると結論付けられる。 |
講評 | 個人的な興味や関心を普遍性をもつ研究テーマに改め、先行研究を整理し、調査によって発見または検証が行われたことを評価する。 |
キーワード1 | メディア |
キーワード2 | ラップ |
キーワード3 | テレビ |
キーワード4 | インターネット |
キーワード5 | 歴史 |
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