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学科 | メディア学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 池田 謙一 |
タイトル | 『ソーシャルメディアの普及から見る若者の恋愛観・浮気意識への影響』 |
内容 | 本研究は、ソーシャルメディアの普及から見る若者の恋愛観・浮気意識への影響についての調査研究である。 恋愛研究の中で避けられてきたともいえる「浮気の定義はどこからなのか」、「そもそも浮気は悪い事なのか」 など誰もが疑問に思っていることを学術的に解明し、 ソーシャルメディアの普及との関係性を紐解いていく。 調査分析として、大学生を対象としたアンケートと浮気経験者へのインタビューを行った結果、ソーシャルメディアの普及は、インターネット上での新たな出会いの場を創出し、 恋人との出会いの幅を広げたといえるが、依然として実際に対面で出会う場面の重要性が高いことを示していることがわかった。 そして、ソーシャルメディアがもたらした秘密裏に人と繋がれる状況の構築が、 浮気相手との出会いのきっかけを助長していることもわかった。今後の課題としては、浮気された被浮気経験者を対象とした調査を行い、分析する必要がある。 |
講評 | 浮気とソーシャルメディア利用というしばしば話題となるテーマに対してアンケート調査とインタビューの分析で検証を試み、ソーシャルメディアは浮気相手の選択肢の幅を広げた一方で、対面による出会いの重要性は維持され、普段から接触の多い対面他者の浮気発生を抑制することを浮き彫りにした点で、ソーシャルメディアが持つ対人的な意味を再考させている。 |
キーワード1 | 浮気態度や行動に対する性差 |
キーワード2 | インターネット上の出会い |
キーワード3 | SNS |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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