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学科 | メディア学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 水出 幸輝 |
タイトル | SixTONESが語る〈意識〉 「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」を事例に |
内容 | 本論文では、ラジオ・チャリティ・ミュージックソン(以下、Mソン)という、メディア・イベントの分析を通じ、ラジオとの対応で現代のジャニーズアイドルがどのような存在なのか明らかにする。Mソンとは、目の不自由な方たちが、「安心して街を歩けるように」と基金を募る、ニッポン放送が毎年企画するキャンペーン活動である。第47回Mソンでメインパーソナリティを務めたのがSixTONESだ。彼らは基金を募るはずのキャンペーン活動にも関わらず、金額に触れる発言はなく、リスナーが意識を変えることを「お願い」していた。同時に、パーソナリティを務めることで、番組内で自分達が成長したことを強調した。アイドルとファンの親密性を利用し、ファンにもキャンペーン活動に参加してもらい宣伝を担ってもらうことや、成長を見せることで「時代のフロントランナー」として、ファンを動かすことを彼らは期待されていると考えられる。 |
講評 | 「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」というメディア・イベントの分析を通じ、パーソナリティを務めたジャニーズグループの特質を明らかにしようとした。一般的に、チャリティ番組では募金総額を強調するような構成になるが、パーソナリティを務めたSixTONESはそのことをほとんど強調しない。この意外性を切り口とした議論展開が魅力的な論文となっている。 |
キーワード1 | メディア・イベント |
キーワード2 | ラジオ |
キーワード3 | ジャニーズ |
キーワード4 | |
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