| 詳細 | |
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| 学科 | メディア学科 |
| 年度 | 2022 |
| ゼミ名 | 水出 幸輝 |
| タイトル | YouTuber東海オンエアと聖地巡礼 愛知県岡崎市におけるファン行動の独自性 |
| 内容 | 本稿は、672万人のチャンネル登録者（2022年12月現在）を抱える大人気YouTuber「東海オンエア」の聖地として注目を集める愛知県岡崎市を対象に、既存のアニメ・ドラマ聖地巡礼研究と比較しつつ、同市における聖地巡礼行動の特異性を説くものである。岡崎市による東海オンエアリスナー来訪促進のための取り組みやその実施状況を整理するとともに、リスナーへのアンケート調査とインタビュー調査を組み合わせることでファン行動を分析した。結果としてリスナーは、ホストである岡崎市が予め用意した巡礼ルートを辿るのではなく、東海オンエアがYouTube上に投稿した動画を参照しながら自ら聖地を開拓していく傾向にあることがわかった。しかし岡崎市側が提供する取り組みの中にも、リスナー独自の巡礼に組み込みやすく、広く受け入れられているものも見受けられた。また、リスナーはSNSを通じてコミュニティを形成し、巡礼の情報共有並びに聖地での交流を行っていることも確認された。 |
| 講評 | 執筆者が興味を寄せる人気YouTuber「東海オンエア」を題材とし、熱心なファンによる聖地巡礼行動をインタビュー調査によって検証した。先行する観光社会学の議論を丁寧に把握し、オリジナリティを提示できたことが高く評価される。岡崎市という地域社会において「東海オンエア」がいかに重要な存在となりつつあるか、その様子を具体的に描くことができた。 |
| キーワード１ | 聖地巡礼 |
| キーワード２ | コンテンツツーリズム |
| キーワード３ | YouTube |
| キーワード４ | ファン行動 |
| キーワード５ | ファンコミュニティ |
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