詳細 | |
---|---|
学科 | メディア学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 小黒 純 |
タイトル | 『M-1グランプリ』におけるジェンダー表象の研究 |
内容 | 近年、日本ではメディアにおけるジェンダー表象が問題視されており、それに対して多くのジェンダー研究がされてきた。しかし、漫才におけるジェンダー表象についてはまだ研究されていない。そこで本研究では、2001年から現在まで続く、漫才師の頂点を決める大会で、毎年注目されているM-1グランプリを取り上げ、その漫才の中で描かれるジェンダー表象や、時代による変化について研究した。 その結果、M-1グランプリ初期には、「夫は外で働き、妻は内で家事をする」というような性別役割分業が近年よりも多く表現されていたことが明らかになった。また、LGBTQなどのセクシュアルマイノリティに対して差別的な表現もされていたことが明らかになった。一方、男らしさや女らしさを表現する漫才は2001年から2021年まで途切れておらず、時代による変化はあまりみられなかった。加えて、近年はコンプライアンスが厳しく、漫才師らも誰も傷つけないお笑いをしないといけないという意識を持っていることが明らかになった。 |
講評 | https://doshishaacjp-my.sharepoint.com/:f:/g/personal/ji-shajm_mail_doshisha_ac_jp/EskH2e6ZiIVFrZ647csE3A8BtIyEih3tjhxPjEFl6zB9hA?e=McjLFf |
キーワード1 | M-1グランプリ |
キーワード2 | ジェンダー |
キーワード3 | 性別役割分業 |
キーワード4 | 男らしさ・女らしさ |
キーワード5 | セクシュアルマイノリティ |
戻 る |