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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 山田 裕子 |
タイトル | 超高齢社会日本における女性就労 |
内容 | 高齢化社会=社会問題というイメージが定着している。確かに、社会保障費の増大や人口・労働力減などは経済的に大きなマイナスであるが、これらは適切な対策を講じる事でそのマイナス幅を最小限に抑える事ができる事はあまり知られていない。本論文では日本の超少子高齢化社会の原因やそれが問題とされる要因を明らかにし、その問題の解決策として重要視されている女性就労の現状について考察していく。まず、第一章で日本の超少子高齢化社会の実態を明らかにし、第二章では女性就労への男女別意識調査や女性の労働力率の国際比較などから女性就労の現状を明らかにした。そして、それらを踏まえた上で、第三章では女性就労の阻害要因について意識、企業、社会制度の3つに焦点を当てて考察し、第四章ではそれらの阻害要因をなくして女性就労を促進させる為の対策について政府、企業の面から提案していく。 |
講評 | ユニークな取り組みをしました。その取り組みとは、この超高齢社会の問題とされている労働力低下への解決策として、女性就労を取り上げたことです。先進諸国の中でも女性の労働力率が低いことは何十年にもわたり、指摘されていることであり、これが実は低い出生率の要因であるとも言われています。卒業論文では、少子高齢社会の原因を探り、女性雇用の現状、阻害要因を調べ、促進案を提案しました。このような提案が男子学生から出てきたことを喜ぶのはやはり旧世代なのだ、と私を戸惑せるものでした。 |
キーワード1 | 女性就労 |
キーワード2 | 性別分業意識 |
キーワード3 | 男性の育児参加 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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