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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 越水 雄二 |
タイトル | イギリスにおけるドラマ教育と効果 |
内容 | イギリスでは、個人的・社会的発達を目的とした教育活動の一つとして、「ドラマ教育」が取り入れられている。ただし舞台上で上演し、観客に見せることを目的とした演劇活動とは、全くの別物である。 本論文では、学校教育の現場で取り入れられてきた「ドラマ教育」を明らかにしつつ、効果について検討していきたい。第1章では、現在のドラマ教育に大きく影響を与えた人物である、ドロシー・ヘスカット、ジョナサン・ニーランズの2者を取り上げながら、ドラマ教育の手法、理論、効果を紹介する。第2章では、イギリスの学校教育制度を紹介しながら、ドラマ教育が行われている頻度、カリキュラムについて述べる。第1章で取りあげた2者の理論はどのように発展してきたか、現在の学校教育に適応してきたかを考察しつつ、効果について再検討する。最後に、ドラマ教育の発展を可能にしたイギリス文化について考察しながら、日本で発展の余地があるかどうかについて検討していく。 |
講評 | イギリスにおけるドラマを取り入れたユニークな 教育実践は、これまでも日本の研究者によって紹介と考察がなされてきた。何かの役を演じたり、ドラマの創作に関わったりすることが、子どもはもちろん青少年や成人の人間形成にどのような効果や意味を持ちるかについて、イギリスの多様な事例を対象にして、また、日本やその他の地域での事例も加えて検討を進めることにより、ドラマ教育の意義をめぐる考察をさらに深めていってほしい。 |
キーワード1 | ドラマ教育 |
キーワード2 | DIE |
キーワード3 | ドロシー・ ヘスカット |
キーワード4 | ジョナサン・ ニーランズ |
キーワード5 | イギリス |
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