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学科 社会福祉学科
年度 2009
ゼミ名 山田 裕子
タイトル 健やかに長寿を生きる――自分らしく人生を送るために――
内容  現在の日本は未曽有の高齢社会となってしまった.その中で問題視される“高齢問題”.年をとることは,それほど問題視されなければならないのだろうか.本論文では,マイナスイメージとして捉えられがちな“高齢”を改めて考察し,“長寿”の可能性をみていく.老化といえども,個人間で大きな老化速度の差が確認されており,自分の日ごろの心掛け次第で老後が良くも悪くもなってくることが研究から明らかになっている.インタビュー調査では自分なりの生き方・価値観を持って今という時代を自分らしく生きる高齢者ご本人の様子を知ることができた.“長寿の秘訣”とは,食・運動・睡眠という人間のライフスタイルを見直すことはもとより,心を強く持つことが重要とされる.これまでは曖昧とされていた人間の“心”の作用が,いかに身体に影響を与え,健やかに長寿を生きることに大切かを明らかにすると同時に,高齢者の可能性を論述した.
講評 「健やかに長寿を生きる」というテーマで、長寿や健康に関する近年の調査や実験から、まず、老いが病気と同一視されることの間違いを指摘し、従って高齢社会も負担の多い社会と見る見方にも異論を唱えています。未曾有の高齢社会となった日本で、年を取ることが問題視され続けていることに、納得行かなかったのではないでしょうか? 何故、人間にだけ “老後”という時間が用意されているのか、にも独自に1つの答えを用意していて、嬉しく思いました。
キーワード1 健康
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