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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | 心と体の関係性から見る身体の使い方 ―アレクサンダー・テクニークから― |
内容 | 本論文では、F・M・アレクサンダーが開発したアレクサンダー・テクニークという心身技法をとりあげ、心と体の関係性に焦点を当て、身体の使い方について考察する。その際、日常生活での動きで見られる身体の使い方や、私が部活動で行っている相撲での身体の使い方がアレクサンダー・テクニークにどのように関係するのか考察する。本論文の構成は以下の通りである。まず、第1章で F・M・アレクサンダーがアレクサンダー・テクニークを開発するまでの経緯や、それが実際にどのような心身技法であるのかを述べる。第 2 章では、アレクサンダー・テクニークの機能的概念を明らかにし、体を動かす際に心と体の関係性がいかに重要であるかを示す。第3章では、相撲や音楽の世界では心と体がどのように関係するのか分析する。 |
講評 | 本論文は、代表的な心身技法として知られ、心身の使い方の再教育法であるアレクサンダー・テクニークを論じたものである。最初にアレクサンダー・テクニークの特徴、成立の経緯と発展にふれたのち、この技法の基本原理であるプライマリー・コントロール、インヒビション、ディレクションをとりあげ、この技法の教育的な意味が明らかにされる。第三章では事例として音楽と、みずからがおこなっている相撲がとりあげられる。とくにアレクサンダー・テクニークの観点から相撲の動きを分析した研究はこれまでなく、貴重な貢献になっている。 |
キーワード1 | アレクサンダー・テクニーク |
キーワード2 | 心と体の使い方 |
キーワード3 | プライマリー・コントロール |
キーワード4 | 習慣への気づき |
キーワード5 | 相撲 |
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