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学科 産業関係学科
年度 2022
ゼミ名 浦坂 純子
タイトル オンラインを活用した全体研修による新入社員研修の課題と展望
内容  近年のコロナ感染症対策の要請により、大勢が対面で出会うことを避けてオンライン環境下で行うことが求められている新入社員研修であるが、対面規制が緩和された後、どのような形態で実施されるのかは未だ不明瞭であり、オンラインを引き続き活用するのであれば、何に留意する必要があるのかも十分に明らかにされていない。
 そのため、本論文では、先行研究で大きく全体研修と配属後研修に分類されている新入社員研修のうち、特に全体研修の段階で実施される講義形式とゲームやグループワークを主体とした研修コンテンツにおいて、オンライン会議システムおよび共同作業環境を提供するツールが最も活用されると仮定し、研修の参加人数によるオンラインの活用方法の違いを比較しつつ、その実態と課題点を明らかにした。そして、事例調査結果をもとにして、今後ともオンライン研修を運用し続けるのであれば、どのような点に留意して研修を行っていくべきかを検討した。
講評  知り合いも予備知識もない新入社員の研修をオンラインで行うことには困難が予想されるが、大企業2社が必要に迫られて工夫したやり方から学ぶべき点は多い。特に数十名程度の研修であれば、移動不要で各地で参加環境を統一でき、グループワークが容易などの利点が大きくなる。研修の効果については、中長期的なフォローが求められるだろう。
キーワード1 新入社員研修
キーワード2 オンライン
キーワード3 グループワーク
キーワード4 共同作業環境
キーワード5  
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