詳細 | |
---|---|
学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 浦坂 純子 |
タイトル | 企業にとって有益なインフォーマルコミュニケーションのあり方とその推進策 |
内容 | 新型コロナウイルスの影響により非対面での働き方が急速に発展したことを受けて、社内コミュニケーションの中でも特にインフォーマルな側面が注目されている。本論文では仕事に関する情報共有・知識継承、職場における従業員のストレス、従業員の創造性の3要素に注目し、インフォーマルコミュニケーションとの関係を文献によって調査した。 その結果、仕事に関する情報共有・知識継承、従業員が感じるストレスの観点からは、それぞれ関連のある話題に関するインフォーマルコミュニケーションのみが有益であり、従業員の創造性の観点からは、対象や話題を問わず全体として企業にとって有益であることが明らかとなった。 テレワークが新たな働き方の一つとなっている現在、企業はこの結果を踏まえた施策を対面業務、テレワークの双方から推進するべきである。テレワークについては、インフォーマルコミュニケーションが活発化され、実際に仕事に関する情報共有・知識継承や従業員の創造性の向上に役立つ企業内SNS、対面業務については、様々なリスクを鑑みた結果、インフォーマルコミュニケーションが発生しやすい交流スペースの設置が有効であると結論づけた。 |
講評 | インフォーマルコミュニケーションが、仕事に関する情報共有・知識継承、ストレス解消、創造性に寄与することを文献調査で明らかにし、インフォーマルコミュニケーション全体を促進するべく社内SNSや交流スペースの設置などが提案しているが、それらの環境整備が有効に機能するための条件を、今後の実体験を踏まえて検証していってほしい。 |
キーワード1 | インフォーマルコミュニケーション |
キーワード2 | 情報共有 |
キーワード3 | ストレス |
キーワード4 | 創造性 |
キーワード5 | |
戻 る |