詳細 | |
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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 三山 雅子 |
タイトル | 「子育てのしやすい社会の実現に向けて」 |
内容 | 本論文は、少子化という社会問題に目を向け、子育てのしやすい社会を実現するために、社会はどう変わっていくべきかを明らかにすることが目的である。先行研究から、少子化の原因を性別役割分業、経済的不安、女性の社会進出という3つに分けて整理し、さらに正社員の働き方を考察することで、仕事と子育て両立の障害となっている要因を分析した。その結果、正社員の働き方には自由の利かない無限定的な働き方があり、出産育児をする女性は正社員として働き続けることが困難であること、未だ日本には性別役割分業意識が根強く存在することが少子化の主な要因であることがわかった。そして、日本の今後の課題と解決策を探るため、働き方や子育ての仕方について、海外との比較を行った。そこから、女性の子育てを支援する制度だけでなく、男性の子育て参加への支援と、その制度を有効的に活用できるような社会全体の意識改革が必要であることがわかった。このような現状について、少子化対策という側面だけでなく、誰もが平等に子供を産み育てるという選択が可能な社会にするために、改善していくべきだと考える。 |
講評 | 広範な資料にあたり、日本の従来型の正社員雇用自体が少子化を作り出していることを解明している |
キーワード1 | 子育て |
キーワード2 | ワークライフバランス |
キーワード3 | 少子化 |
キーワード4 | 性別役割分業 |
キーワード5 | |
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