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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 山田 裕子 |
タイトル | コレクティブハウジングという選択肢――その可能性と今後の日本の暮らし方の多様化―― |
内容 | 近年,少子高齢化などが進み,これまで一般的だった核家族というスタイルから高齢者の一人暮らし,子供を持たない夫婦のみの暮らしなどが増加してきている.そのような多様化の時代の中でコレクティブハウジングという暮らし方がどのような可能性をもつのか.そのことを検証していくうちに,これからの日本では先進諸国のアメリカやスウェーデンと同じようにそれぞれが自立的に暮らし方を決定していく必要があること,コレクティブハウジングという暮らしがそのような変化に対応するひとつの手段となりうることが分かった.また、現在のコレクティブハウスを万人に向けたものとするためには、特にこれまでコミュニティ活動から遠い位置にいた男性の参加を促すことと、学生やサラリーマンなどの移動の多い職業の人々に向けた入居対策が必要であることがわかった。 |
講評 | コレクティブハウスに関心を持ち、調べ始めたものの、文献が少なくてかなり苦戦ました。阪神大震災の後に、コレクティブハウジングという形で被災した人達に住み処を提供したことが日本でのデビューとされ、個人的なプライバシーを尊重しながらも、共同する機会を確保して、これまでの家族によって制限されていた束縛を取り除き、自由を確保すると共に、家族の持つ共同性を同時に持つとされましたが、その普及へのバリアがあることに気付き資料により検証しました。 |
キーワード1 | コレクティブハウジング |
キーワード2 | 少子高齢化 |
キーワード3 | 自立 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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