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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 寺井 基博 |
タイトル | 働き方の選択ができる社会-女性活躍推進から考える多様な働き方- |
内容 | 本論文では、男性の働き方や、女性の働き方について整理した上で、女性活躍を推進していくために、どのような働き方が必要になってくるのかを考える。女性の働き方について、現在非正規労働者の4割、過半数を女性が担っていることが分かった。また非正規労働者を選ぶ理由として、家庭の都合や、正規労働者として雇ってくれる会社が少ないなどの理由が上がった。また出産や育児後の女性の就業率を増やすには、男性の家事・育児の参画時間を長くするといった、男性の協力が必要であることも分かった。女性活躍を推進していくために、女性の働き方を変えるだけでなく、男性の育児休業の取得率を上げたり、家事・育児の参画時間を増やすなど、男性の働き方の洗濯も必要になってくる。これまでの男性は仕事、女性は家庭といった限定された働き方ではなく、女性が仕事で活躍したり、男性が家事や育児に参加するなど、共働きの家庭が増えていく中で、働き方の選択の自由が今後より重視されていくと考えられる。 |
講評 | 本研究は、共稼ぎ世帯が主流となっている現在、男女がともに働き方を選択できる社会を実現するための課題を明らかにすることを試みている。女性活躍推進の課題を探るなかで、家事・育児の分担割合は家庭ごとに異なるので、男女が働き方を選択できる社会の実現が必要であるという結論に至った。このテーマに真摯に取り組んで思索した跡が窺われる論文である。 |
キーワード1 | ワーク・ライフ・バランス |
キーワード2 | 男女間賃金格差 |
キーワード3 | 多様な働き方 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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