詳細
学科 産業関係学科
年度 2022
ゼミ名 松山 一紀
タイトル 大学生に卒業論文は必要なのか
内容  本論文では、大学生の卒業論文の必要性について執筆する意義と弊害について双方の視点から検討してる。大学最終学年の際に多くの学生が取り組む卒業論文であるが、多くの大学で必修化がなされており、執筆し終えなければ卒業することができない場合が大半である。そのため、学生たちは、苦労して何万字もの分量が求められる卒業論文を執筆しなければならない。もちろん、そうした苦労の中で自分から価値を創造する経験を積むことができることや執筆を通じて社会人として生き抜いていくために必要な力を養うことにも役立つことができる。一方で、執筆を終えるまで長い期間を要するため大学生活最後の多くの時間を卒業論文に時間を割かなければならないこと。その他にも身体への影響や、そもそも書き方がわからないという問題もある。こうした点を考慮すれば、自分がしたいと思うことに時間を使うべきだという考えも出てくる。しかし、大学生活の集大成として取り組む卒業論文の意義を知れば、卒業論文の必要性も見えてくる。
講評 提出されてきたときは、何をふざけたことをと思い戸惑ったが、いざ読んでみると、数多くの参考文献を用いて、卒業論文を執筆する意義について論じられていることがわかって安堵した。卒業論文執筆が社会人基礎力にどのように結びつくかも明らかにされており、興味深い点もあった。しかしながら、やはり産業関係学科で4年間学んできたことの集大成がこれではかなり物足りない。
キーワード1 卒業論文
キーワード2 必修科目
キーワード3 意義
キーワード4 弊害
キーワード5  
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