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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 日本における情報格差「デジタルデバイド」の現状と今後の在り方 |
内容 | デジタル化の発展により、スマートフォン一つで生活サービスを受けられるようになり、私たちの生活は豊かになってきている。しかし、デジタルの発展に伴い、デジタル社会に取り残されている多くの高齢者が現代社会に生きづらさを感じている。 このように、情報格差によって生じる経済や社会的地位などの多様な格差である「デジタルデバイド」の現状に向き合い、原因から改善策までトータルで追究していく。 前半部分ではデジタルデバイドが起こった背景や日本におけるデジタルデバイドの事例と事例に対する解決策に着目する。後半部分では、デジタル先進国として世界を牽引しているデンマークとシンガポールの事例を参考に、日本のデジタルデバイドにおける課題点と改善策を考える。 |
講評 | デジタル社会の中での高齢者の情報格差の問題に着目し、その格差を解消する取り組みとしてデンマークとシンガポールをヒントに日本の改善策を提案した。それぞれの政府が示している情報を中心に丁寧に調べて紹介し、一定の説得力を示せたが、高齢者自身の声(当事者)や高齢者をケアする家族や現場の見解が気になった。デジタル弱者は高齢者に限らないことを最後に示唆して締め括っていることが重要な点で、その問題意識を丁寧に示す必要性を感じた。最後に指摘している地域や収入の要因に加え、障害者や外国籍住民の言語による格差も日本の課題であると感じる。情報格差の問題を引き続き検討して理解を深めて欲しい。 |
キーワード1 | デジタルデバイド |
キーワード2 | 情報格差 |
キーワード3 | ICT |
キーワード4 | 少子高齢化 |
キーワード5 | |
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