詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 日本の多文化共生の在り方―日本とベルギーの移民政策をふまえて― |
内容 | 近年.日本では少子高齢化が深刻化してきている.本論文ではその解決の糸口である外国人労働者.移民に焦点を当てている.日本の外国人受け入れ制度の成り立ちから現在の政策の概要や問題点を追及している.また.ベルギーの移民政策にも触れている.ベルギーは世界的に見て.移民政策に早期から着手してきており.日本が学ぶべき点が多くあると考える.また.日本ではベルギーに対する研究は数少ないことから.敢えてベルギーを題材に扱うことに意義があると感じる. 最終章ではこれからの移民政策について述べる.日本が今後あるべき移民政策を.多文化共生の観点から.地方自治体の役割について考察する. |
講評 | 日本の多文化共生の現状と課題について考察した。移民政策研究では比較対象としてドイツなどが定番だがあえてベルギーを取り上げて独自性を現した。留学先として当初選んだオーストラリアではなくベルギーに辿り着いたきっかけ、あるいは理由をもう少し知りたいと思った。とりわけベルギーについて興味深かったのは市民化政策についての内容だった。日本も同じようなサポートが求められると痛感した。日本の政策の分析に外国人技能実習制度に着目したが、特定技能の導入についての検討が必要なので、今後は着目して欲しいところである。多文化共生の必要性についての考察は力強い結論であった。 |
キーワード1 | 移民 |
キーワード2 | 多文化共生 |
キーワード3 | ベルギー |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |