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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | DV被害者支援の現状と支援の必要性―自分らしく生きていくためにはー |
内容 | 内閣府の調査(2020)によると、約4人に1人は配偶者から暴力を受けたことがあると回答している。現在の日本は、配偶者からの暴力については、立入調査や職権保護ややむを得ない事由の処置のような規定がなく、DV被害者支援は被害者の相談の意思や相談行動がないと始めることができない。加えて、家族間のことなので立ち入りにくく、理解もされにくい。本論文では、日本におけるDV問題について、被害者支援に着目して、現状・課題、DVサイクルの仕組み、海外との仕組みなど様々な側面から考察した。 |
講評 | DV被害者支援の現状と日本の課題を明らかにし、海外の比較をと通して日本の展望を検討した。先行研究を入念に調べ、相談窓口の現場からの情報を得たことを高く評価する。DV関係に陥った被害者が生活の再生に至るプロセスを紹介したのは特徴的で被害者を理解するために重要な内容である。日本の被害者支援の課題としてまずは「DVは犯罪である」という認識と、予防教育、早期対応、緊急避難やシェルターの問題、保護命令などを指摘した。京都市DV相談センターのようなワンストップの支援を紹介することでより明確な結論を示し、力作を仕上げることができた。 |
キーワード1 | DV |
キーワード2 | 被害者支援 |
キーワード3 | 心理的支配 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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