詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 最期まで自分らしく生活するための支援体制 ACPと終活支援政策に焦点を当てて |
内容 | 現在日本では、高齢化が進み、今後も65歳以上の人口は増加傾向にある。それと共に課題となるのが、年間150万人程度が亡くなる多死社会の到来によって、看取りの場所が不足すること、そして本人が希望する場所で最期を迎えられないことが考えられる。 本研究ではこの課題を踏まえて、最期まで自分らしく生活するためのツールである、ACP (アドバンス・ケア・プランニング)の普及と、自治体で実施されている終活支援政策に焦点を当てた。これら2つのツールを実施することで、人生の最終段階をどのように過ごしたいのか、前もって話し合い、備えられるという利点がある。しかし現在、国民の認知度が低く、定義も定着していないという実態があるため、まずは体制を整備し、地域社会の拠点となる自治体が中心となり、普及していくことを提案し、それと並行して、医療・介護の環境を整える重要性を論じた。 |
講評 | 本論文は、ACP (アドバンス・ケア・プランニング)の普及と、自治体で実施されている終活支援政策を考察しました。身寄りのない人はもちろん、家族に頼れない人が増加する中で、身元保証や死後事務といった制度の狭間の問題が深刻になっています。自治体福祉行政の現場でこうした課題の解決に向けて活躍されることを期待しています。 |
キーワード1 | 看取り |
キーワード2 | ACP |
キーワード3 | 終活支援 |
キーワード4 | 意思決定 |
キーワード5 | |
戻 る |