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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 「社会的ハイリスク妊婦がひとりにならない地域社会を実現するためには」 |
内容 | 少子高齢社会の現代の中で政府は子育て支援の充実を図っている。 しかしあくまで両親家庭での前提であり、支援を求めている人たちへの十分な保障がされていないのではないかと考えた。 この点を核家族化や新型コロナウィルスの影響で地域の関係希薄化が進み、特定妊婦や社会的ハイリスク妊婦が増加している事実を基に、支援を強化する必要性を仮定し、妊婦を取り巻く環境、課題を考えた。 その中で社会的ハイリスク妊婦を取り巻く環境は複雑化しており、ただ妊娠期の支援をするだけでは不十分であると感じた。 国内外の妊婦を支援体制の事例を考えることで妊婦、子どもそれぞれの権利が狭められていることに気づいた。 妊婦への支援を一概にするのではなく、妊婦個々に目を向けて地域住民が理解し、寄り添う立場を示すことが社会的ハイリスク妊婦が思い悩まずに支援の輪や第三者に手を伸ばすことのできる環境に繋がるのだと結論付けた。 |
講評 | 本論文は、実習中に感じた問題意識から、特定妊婦や社会的ハイリスク妊婦の支援について考察しました。子育て世代に対する包括的な支援が進む中で、複雑な環境下にあるこうした妊婦への支援に対しては、個別化された対応や地域の支えが必要になります。こうした課題を理解している地域の支え手の一人として活躍されることを期待しています。 |
キーワード1 | 特定妊婦 |
キーワード2 | 望まない妊娠 |
キーワード3 | 地域支援 |
キーワード4 | 複合的課題 |
キーワード5 | 権利 |
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